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こんにちは、USBポートの規格をそろそろ統一してもらいたいイツキ（@saigalog）です。
現在主流となっているのはUSB Type-AとType-C、そしてMicro USBです。
その中でもType-Cが次世代の規格として徐々に普及していっている最中ではありますが、Type-AやMicro USBもまだまだ根強いのが現状です。
しかしそのような現状に一石を投じるべく、また先を見据えた視点で対応ポートをUSB Type-Cのみに統一したモバイルバッテリーが登場しました。
それが本記事でレビューするZENDUREの「SuperTank Pro」です。
4つのUSB-Cポートは最高100Wの入出力に対応し、PD3.0やQC3.0の機能を搭載しているので急速・安全にスマホやタブレットなどを充電することができます。
そしてバッテリー容量は驚異の26800mAh。
そのような大容量にも関わらず、手のひらサイズで500mlペットボトルとほぼ同じくらい重さとコンパクトに仕上がっています。
外装も上質なアルミ合金素材が使われているので、見た目もオシャレで所有欲を満たしてくれます。
本記事ではそんな「SuperTank Pro」を、実際の電流値計測なども含め、詳しくレビューしていきます！
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「SuperTank Pro」の外箱は、白を基調としたシンプルなデザイン。
同梱物として以下のものが入っています。
- モバイルバッテリー本体
- USB Type-C to Type-A変換アダプタ
- オリジナルステッカー
- 保証カード
- USB Type-Cケーブル
USB Type-C to Type-A変換アダプタが付属しているので、お手持ちのUSB Type-Aケーブルを使うことができます。
USB Type-Cケーブルの長さは約100 cmでした。
「SuperTank Pro」は、USB-Cポート×4とOLEDディスプレイを搭載し100W高出力で様々なデバイスを充電できる26800mAhの超大容量モバイルバッテリーです。
イツキiPhone 12 Proなら約6回分のフル充電が可能です！
「モバイルバッテリーの容量 × 変換ロス（0.7） ÷ iPhone 12 Proの容量」で計算しています。
26800mAh × 0.7 ÷ 2775mAh ＝ 約6回
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示| 製品名 | SuperTank Pro |
| 本体サイズ | 75 × 124 × 45 (mm) |
| 重さ | 578 g |
| バッテリー容量 | 26,800mAh / 96.48Wh |
| 定格容量 | 17,000mAh (5V 3A) |
| バッテリー | 18650 Samsung 35E |
| ディスプレイ | OLEDディスプレイ |
| 材質 | アルミ合金素材 |
| 入力 | 5V 3A, 9V 3A, 12V 3A, 15V 3A, 20V 3A, 20V 5A, 100W Max |
| 出力 | USB-C1-2:5V 3A, 9V 3A, 12V 3A, 15V 3A, 20V 3A, 20V 5A, 100W Max USB-C3:5V 3A, 9V 2A, 12V 1.5A, 18W Max PPS:5-11V, 5A |
| トータルDC出力 | 138W |
外観
「SuperTank Pro」の外観は、シルバーのメタリックに輝き高級感があります。
イツキアルミ製のアタッシュケースによく似ているので、付属のステッカーを貼れば映えますね！笑。
側面には電源ボタンがあります。
本体下部には製品の仕様が記載されています。
SuperTank Pro 100W Power Bank
Battery Capacity: 26,800mAh / 96.48Wh (14.4V, 6700mAh)
Rated Capacity: 17,000mAh (5V 3A)
Input: USB-C(1)(2): 5V 3A, 9V 3A, 12V 3A, 15V 3A, 20V 3A, 20V 5A, 100W Max
Output: USB-C(1)(2): 5V 3A, 9V 3A, 12V 3A, 15V 3A, 20V 3A, 20V 5A, 100W Max
USB-C(3)(4): 5V 3A, 9V 2A, 12V 1.5A, 18W Max
PSEマークが記載されているので、安心して使うことができますね。
電気用品安全法は、電気製品が原因の火災や感電などから消費者を守るために施行された法律で、日本国内で100Vコンセントに接続して使用されるほとんど全ての民生用電気製品が対象となる安全規格です。
この法律により、メーカーや輸入業者は、消費者が区別できるよう適合製品にPSEマークをつけて販売することを義務付けられています。
※丸形PSEマークは菱形に比べると検査基準が緩くなりがちで、自社での検査となるため信頼できるメーカーかどうかの見極めも重要です。
本体正面にはOLED（有機EL）ディスプレイがあり、バッテリー残量や入出力電力を確認することができ、その下には4つのUSB-Cポートがあります。
イツキOLEDディスプレイなので視認性に優れています！
画面内の表示項目はそれぞれ以下を示しています。
USB-Cケーブルを接続すれば、4台同時に充電することができます。
本体を充電するときは、充電器と付属のUSBケーブルを電源に接続しましょう。
イツキ充電器は付属していないのでご注意ください！
本体充電中はOLEDディスプレイに充電経過と入力電力が表示されます。
下の360度回転画像は、左右にスワイプ（ドラッグ）することで製品を回転させて見られます。
サイズ・重量
「SuperTank Pro」のサイズは75 × 124 mmです。
厚さは45 mm。
スマホ（iPhone 12 Pro）と比較するとこんな感じのサイズ感。
手に持ってみるとこんな感じ。
イツキさすがに大容量だけあってズッシリとくる感覚です。
重さは578 gでした。
機能
「SuperTank Pro」は、安全性・信頼性が高い次世代のモバイルバッテリーです。
26800mAhと大容量で最高100Wの急速給電に対応し、ほとんどのデバイスをカバーするので様々な場面での活躍に期待できます。
電車や車、飛行機などで旅行や出張することが多い方や。
アウトドアでドローンやカメラ、スマホなどをまとめて充電したい方。
充電時間を待ちたくない方にオススメの製品です。
「SuperTank Pro」には主に8つの特徴があります。
- 26,800mAh大容量
- 100W高出力
- USB-Cポート × 4
- 本体へ急速蓄電
- OLEDディスプレイ
- ファームウェアアップデート
- パススルー充電
- 2年保証
ノートPCでも1回以上、ゲーム機やその他デバイスを何度もフル充電することができます。
大容量でコンパクトな「SuperTank Pro」があれば、屋外での長時間撮影も荷物を少なくできます。
急速充電規格のPD3.0 / QC3.0に対応した最大100W/18Wのポートが2つずつ搭載されているので、ノートPCやスマホを急速充電できます。
最大入力96WのMacBook Pro16インチのような大型のノートPCでも、100W出力充電ポートならわずか90分で80%充電できます。
「SuperTank Pro」本体の充電も100Wに対応しているので、26800mAhの大容量をわずか1時間45分でフル充電できます。
またパススルー充電にも対応しているので、「SuperTank Pro」と接続したデバイスを同時に充電することもできます。
外出先での長時間作業や。
うっかりスマホやノートPCの充電を忘れてしまったときも「SuperTank Pro」があればすぐに対応できます。
「SuperTank Pro」は今後のUSBポートはType-Cが広く普及されていくことを見越して、4ポートすべてをUSB Type-Cに統一しています。
USB Type-Cに対応しているゲーム機Nintendo Switchも充電できるので、外出先で遊ぶときにも役立ちます。
手持ちのUSB Type-Aに対応したデバイスを充電したい場合は、付属の変換アダプタを使えばまったく問題ありません。
「SuperTank Pro」は接続したデバイスにあわせて、最適な電流で充電してくれます。
たとえばApple社の製品のように、ワット数の異なるデバイスも自動的に判別して充電します。
また「SuperTank Pro」はモバイルバッテリーとしては珍しくファームウェアアップデートを実施しています。
イツキWindowsやMacなどのPCに接続すればカンタンにファームウェアアップデートできます！
一般的に大容量モバイルバッテリーを長時間使用すると発熱する問題がありますが、ヒートシンクの役割も兼ねた航空機グレードのアルミ合金素材を採用して高効率の排熱を実現しています。
さらにアルミ合金素材にはハイエンドモデルのスマホなどにしか行われないアルマイト処理が施されているので、腐食にも強く美しい色合いに仕上がっています。
アルマイト処理とは人工的にアルミニウム表面に酸化皮膜を作ることによって、アルミニウムの耐食性や耐摩耗性、放熱性を向上させる処理のことです。
「SuperTank Pro」にはポータブル電源クラスの製品に搭載されるバッテリーマネジメントシステムを採用し、高品質の製品に仕上げています。
USB Type-Cからスマホやタブレット、ノートPCを充電したときの電流値を計測してみました。
iPhone 12 Pro 
Google Pixel 5 
iPad Pro 
MacBook Pro
- iPhone 12 Pro：9.02 V × 1.96 A ＝ 約17.67 W
- Google Pixel 5：8.98 V × 1.95 A ＝ 約17.51 W
- iPad Pro：12.0 V × 1.42 A ＝ 約17 W
- MacBook Pro：19.9 V × 2.51 A ＝ 約50 W
一般的にスマホの急速充電に必要な電流値は1.0A以上ですので、急速充電するには充分な出力数です。
ちなみに各端末の急速充電に必要な電流値の目安は以下になりますので、ご参考まで！
- フィーチャーフォン：0.5A
- スマートフォン：1.0A
- タブレット：1.5A
また「SuperTank Pro」を、65Wの充電器で充電したときの電流値も計測してみました。
イツキスペックの上限値65Wに近い出力数で、超スピードで急速充電できていますね！
本記事では「【SuperTank Pro レビュー】USB-Cポート×4とOLEDディスプレイを搭載し100W高出力で様々なデバイスを充電できる26800mAhの超大容量モバイルバッテリー」について書きました。
バッテリーは26800mAhと大容量な上、様々なデバイスに適切な電力を流してくれるので活躍するシーンがかなり幅広い本製品。
特に外出先でスマホやタブレット、ノートPCなどをよく使われるという方は1台持っておくだけで安心な「SuperTank Pro」をぜひ選んでみてはいかがでしょうか。
